講演をする宗像さん救急医療週間 亘理郡医師会公開講座が9月11日、亘理町中央公民館で行われ、東北労災病院勤労者予防医療センター部長兼高血圧内科部長の宗像正徳さんが、「健康で元気な町の実現に向けて」と題して講演しました。
労災病院と亘理町は、共同で腎臓の血管障害(動脈硬化)のサインとして注目されている、微量アルブミン(たんぱく質)尿検査を平成20年度から国保の特定健診で実施する全国に例のない取り組みを行い、町民の生活習慣病予防や治療につなげています。
し、町民の予防や治療につなげる全国に例のない取り組みを行っています。
労災病院では、亘理町から微量アルブミン尿検査を含む特定健診データの提供を受け、さらに受診者の就業時間や疲労度、抑うつ傾向などのアンケート結果から、過重な労働が引き金となって起きる過労死について、腎臓に着目した研究を行っています。
講演で宗像さんは「腎臓は繊細な毛細血管でつくられるブドウの房のようなもので、血圧の高い状態が続くと毛細血管が傷つき(このとき尿にアルブミンが漏れ出る)、ろ過機能が低下する。また高血糖によっても腎機能の低下を招いてしまう。亘理町の健診結果からも高血圧・高血糖が腎臓の機能を低下させる危険因子であることが明らかとなり、より多くの方に特定健診を受けてもらい生活習慣病の予防につなげていきたい」と話していました。
公開講座では、亘理消防署救急隊によるAED(自動式体外除細動器)による心肺蘇生法の講習会も行われ、参加者はAEDの取り扱いや心臓マッサージ・人工呼吸の必要性を実感していました。