荒浜小学校4年生によるえんころ節の合唱えんころ節全国大会(亘理町観光協会主催)が1月23日、亘理町中央公民館で行われ、地域の伝統的な文化を大事にしようと「えんころ節」に取り組んでいる、荒浜小学校の4年生41人による合唱で幕が開きました。

えんころ節は、船おろしの祝唄として藩政時代から唄い継がれている七五調の曲で、新築祝いや結婚式など慶事に欠くことのできない唄です。

観光協会では、全国の民謡愛好者と町民の交流を深め、地域の活性化と、まちづくりの振興を図るため毎年開催しているもので、今年で21回目となります。

大会は、15歳以下を対象とした「少年少女の部」、65歳以上の「熟年の部」、そして、えんころ節のチャンピオンを決定する「一般の部」の3部門で競われ、愛知県や秋田県などから180人が参加、自慢の喉を披露しました。

一般の部は、大和町の千坂宏さんが優勝を果たしました。千坂さんは「これまで予選落ちだったので、決勝大会に進出したときはようやく第一関門を突破したと喜んだ。まさか優勝するとは思っていなかったのでうれしく、(今でも)信じられない」と喜びを語っていました。

審査にあたった日本民謡協会の鈴木壮有さんは講評で「地元の方々の唄は、それにふさわしい歌唱力がきちんと備わっていると感じた。発声を学び、聞く人に共鳴を与えようと心掛ければ、いっそうこの唄も生きてくると思う」と話していました。

(写真:一般の部で優勝した千坂宏さん)

 

大会結果(敬称略)

一般の部
  • 優勝 千坂宏(大和町)
  • 準優勝 石井有子(福島県いわき市)
  • 第3位 阿部恵(山元町)
  • 優秀賞 柴田敏美(利府町)、千葉てい子(登米市)、鈴木やよい(愛知県刈谷市)
  • 敢闘賞 大谷不二夫(亘理町)、柳渕一彦(登米市)、作間京子(山元町)、佐藤初子(角田市)、吉田義定(仙台市)、鎌田賢治(多賀城市)、安海順子(東松島市)、藤沢和子(塩釜市)、紺野悦子(大崎市)、柴崎光子(仙台市)、髙橋優里香(岩沼市)、佐藤幸子(山元町)、今野美和子(涌谷町)、髙橋弘(岩沼市)
熟年の部
  • 優勝 遠藤勝行(仙台市)
  • 準優勝 齋すえ(亘理町)
  • 第3位 片倉義明(栗原市)
  • 優秀賞 近藤繁郎(仙台市)、馬場つかよ(岩沼市)、鈴木朝子(亘理町)、三品千代(山元町)、鈴木健(亘理町)、宍戸シロ子(亘理町)、菅原タカイ(亘理町)
  • 審査員特別奨励賞 伊藤とめを(亘理町)
少年少女の部
  • 優勝 佐藤彰桐(七ヶ浜町)
  • 準優勝 松本莉奈(福島県福島市)
  • 第3位 佐藤海利(七ヶ浜町)
  • 優秀賞 齋萌佳(亘理町)、竹田茉由(仙台市)、石井敦子(福島県いわき市)
  • 審査員特別奨励賞 山野辺 妃那乃(塩釜市)