画像避難所生活が1ヵ月を過ぎました。集団生活のなかで、互いに気を使いながらも、「命があることに感謝しなければ」と70代の女性は語ります。震災で多くの人が犠牲になり、思い出のたくさん詰まった家も、畑も、船も失い、希望を見出せないのが現実です。
こうした悩みを抱えた人たちに、少しでも喜んでもらいたいと4月5日、亘理高校体育館の避難所に美容師たち10人がヘアカットのボランティアに訪れました。東京青山表参道で有名人が数多く通うアルティファータという美容室のメンバーです。
「髪形はどうしますか?」 美容師たちが髪に触れると、不思議に笑顔がこぼれます。高校生の鈴木ゆいさん(長瀞浜)は「明日学校なので、東京の人にカットしてもらったことを自慢します」と、とても喜んでいました。
アルティファータの村山武さんは「髪を切って喜んでもらうことが美容師の原点です。要望がある限り毎週来ます」と話していました。

この日は100人以上の人が髪を切ってもらい、美容師とのコミュニケーションで気分をリフレッシュしていました。