夜空の大輪を見つめる来場者

大晦日から元旦にかけ、亘理町公共ゾーン仮設住宅で花火大会が行われ、町民から募った花火99発が打ち上げられました。

この催しは、「あしたへ向かって、とどけ、わたしの希望の光とメッセージ」をテーマに、震災の悲しさや辛さをしっかり受け止め、誰一人欠けることなく結束し助け合い、希望を胸に新しい年へ踏み出そうと、公共ゾーン仮設住宅の入居者で構成する「ふれあいの会」が企画したものです。

会場では、花火に合わせ「お父さん元気だよ!みんなに優しくしてもらっている。みなさんありがとう」、「どこにいたって、いつも一緒だからな。俺たちは一生仲間だ」など、住民から寄せられたメッセージが読み上げられ、来場者は自分の思いと重ね合わせながら夜空の大輪を見つめていました。(写真)

主催した「ふれあいの会」運営委員長の木村一行さんは「鎮魂といっても(このような状況のなかで)正月に花火を打ち上げてよいか悩んだが、たくさんの人が来てくれて感激した」と話していました。

この日は午前零時の気温がー2.6度と冷え込みましたが、来場者は振舞われた甘酒で暖をとりながら、新たな年への希望を語り合っていました。