イタリアから亘理町へオリーブの苗木200本が贈られ、4月8日植樹セレモニーが長瀞浜地区で行われました。

これは、平和の象徴であるオリーブとともに希望の一歩を踏み出そうと亘理地区まちづくり協議会が主体となり、イタリア料理シェフやイタリアオリーヴ研究家らの協力を得て進めている「イタリア・わたりオリーブ植樹支援プロジェクト」です。

苗木はイタリアプラート市の種苗業者から国際認証のついた4品種が提供され、町内17か所の畑で栽培に取り組み、3年後の収穫を目指します。 

セレモニーで亘理地区まちづくり協議会の伊藤建夫会長は「オリーブを復興の証として一緒に頑張ろう」とあいさつ、齋藤町長は「亘理町がオリーブの新たな産地になるよう頑張っていただきたい」と述べました。

この日は、イタリアからオリーブ栽培指導者のアンドレア・ゴーリさんも現地を訪れ、関係者と記念の植樹を行った後、「接木した部分は寒さに当たらないよう気をつけてください」など、オリーブ栽培のポイントを栽培者へ指導していました。

アンドレアさんは「みなさんが頑張ってここまで復旧したことを実感した。オリーブ栽培には長い年月がかかるがこれからも長い目で指導していきたい。そして栽培に若い人、たくさんに人に関わってほしいと思っている。オリーブがこの地で成長できることを願っている」と話していました。

プラート市のロベルト・チェンニ市長からもメッセージが届きました。メッセージには「住民の皆様に、心からの哀悼と、熱い激励の意を表します。このたびお送りした苗木を育てた町は、イタリアで得られる苗木の1/3を生産しており、皆様が受け取られる木々は、ほかのスタンダードな木々よりも上質な最高の品質を証明されたオリーヴの苗木です。きっと亘理町の皆様が、幸先よく、新しいステップを再始動されることと確信しています」と書かれていました。