幸先の良いスタートを切った荒浜漁港宮城県漁業協同組合(JF)亘理支所の恒例初競りが1月7日、荒浜漁港魚市場で行われ、漁仲買人や漁業関係者などが威勢よく手締めを行い、今年1年の豊漁と安全操業を祈願しました。

亘理支所運営委員長(JFみやぎ経営管理委員会会長)の菊地伸悦さんは、「今日、新造したJF幸邦丸の初水揚げもあり、喜ばしく思っています。今後も数隻の新造船が進水する予定ですが、みなさんとともに一歩一歩前に進んでいきたい」とあいさつしました。

この日は、大型のマコガレイなど約630キロが競りにかけられ、お正月明けで品薄ということもあり、幸先良く高値で取り引きされました。

まずまずの初水揚げ

小型底曳き船のJF幸邦丸(こうほうまる)9.7トンは、新造後、初めての水揚げとなりました。昨年、千葉県で建造され7月27日に荒浜漁港に大漁旗をなびかせて入港しました。その後、漁具や機器の取り付けなどを行い、秋に操業を開始する予定でしたが、工場での整備に時間がかかり、予定より3か月遅れの水揚げになりました。

幸邦丸の白井邦夫さんは「時化のため2回しか網を入れることができなかったが、まずまずの漁獲だった。(新しい船は)力もあり乗り心地も最高。これからに期待したい」と話していました。

亘理支所の橋元勇支所長によると、現在沖合いのがれき撤去を行っており、水揚げの多くは刺網などによるもの。2月にはがれき撤去も終わる予定で、禁漁明けの5月には一斉に出漁できるのではないかと期待していました。