首相を出迎える齋藤邦男亘理町長安倍晋三首相は1月12日午後、亘理町を視察しました。はじめに仮設店舗が集まる「ふるさと復興商店街」を齋藤町長の案内で訪れ、特産のいちごを試食した首相は「ものすごくおいしい」と感想を述べました。

公共ゾーン仮設住宅集会所で開かれた住民懇談会には、町内被災者20人が出席、「仮設住宅を整備してもらい大分住みやすくなったが、一日も早く移転先の整備をお願いしたい」、「住宅を再建するにあたり消費税増税が重荷となる。優遇措置を検討してほしい」、「生活再建を果たした後も長い目で国の支援を続けてほしい」などの要望がありました。

また、「省庁間の横のつながりが良くないように思える」といった意見もあり、首相は「復興大臣が中心となって省庁をまとめるよう指示をしている。復興庁が総括をして、現場で判断ができるような行政に変えていく。以前とは大きく変わるので期待してほしい」と述べました。

この日首相は、震災直後に避難所で出会った町内小学生宅も訪問し、「できれば学校を早く建ててください」と書かれた色紙を受け取りました。会見では「亘理町においても一日も早く、元の暮らし・生業(なりわい)に戻れるよう復興を加速していきたい」と述べました。

(2013年1月12日・写真:首相を出迎える齋藤邦男亘理町長)