心身の発達に障害や偏りのある児童と、その保護者を支援する二杉園(ふたすぎえん)で8月1日、視覚支援グッズ・課題等の展示会がありました。
心身の発達に障害などを抱える子どもたちは、目で見て確認できるものは覚えやすいのですが、話し言葉など消えてしまうものは苦手で、人の気持ちやルールなどが理解できないことがあります。そこで園では、情報を視覚的にわかりやすく伝える視覚支援グッズを製作したり、また、子どものスキルアップと一人で自信を持って行動する経験を積ませる手段として、個々の能力に応じ「課題」を作成しています。
今回そうした視覚支援グッズなどを見てみたいと、町内保育施設の保育士から要望があり、パズルや色の付いた輪を見本の通りに重ねていく教材など約200点が展示されました。通常園で使用している教材のほとんどが保育士のアイデアや保育経験から生み出された手づくりのもので、訪れた保育士らは熱心にメモを取ったり、写真に納めていました。
参加した児童家庭相談員の宍戸京子さんは「性格をつかんでその個人の能力をより引き出せるように課題を考えて接する中でこれらの教材が生まれている。とても参考になった」と話していました。
この日は、通園児の活動スケジュールや参考図書も紹介され、参加者は互いに情報を交換しながら障害児保育のスキルを高め合っていました。
二杉園の岸田明美園長は、「子育て中の方で、子どもの発達で気がかりなことや、不安に思っていることなどがあれば気軽に相談してほしい」と呼びかけていました。
 
二杉園
開設日 月曜日から金曜日(午前9時から午後5時まで)
問い合わせ先 Tel 0223-34-4567
 ※二杉園は鹿島保育所の敷地内にあります。