東日本大震災で被災した亘理・荒浜・吉田地区の農地を大区画に整備する農山漁村地域復興基盤総合整備事業(ほ場整備事業)の起工式が12月19日、吉田体育館で行われました。
この事業は、地盤沈下や津波で甚大な被害を受けた農地を単なる原型復旧に留まらず、次世代を見据え標準区画1ヘクタールを基本としたほ場に整備するものです。これにより競争力のある低コスト土地利用型農業を目指します。また、防災集団移転促進事業による住宅跡地や介在農地を事業区域に含め公共用地などとして集積・再配置する予定です。
対象となる面積は1088・1ヘクタールで7地区に分け順次整備が行われます。全地区の工事完了予定は平成28年3月となります。事業費は157億3100万円です。
式典で齋藤町長は「水稲の作付面積が増えることによって被災農家の方々が安堵する様子が見受けられる。ほ場整備により農地の面的な集約や経営規模拡大を目指した競争力のある経営体の育成が図られ、豊穣の地域亘理がいっそう輝く土地になる」と期待を述べました。
出席した農業者は「農地が再生でき、心配していた物が一気に取れた。ここまでこぎつけられて大変うれしい」と喜びを話してくれました。