第24回えんころ節全国大会

一般の部で優勝した高橋宏絵さん藩政時代から歌い継がれている郷土民謡「えんころ節」の全国大会が平成26年1月26日、亘理町中央公民館で行われました。
「えんころ節」を受け継ぐため取り組んでいる荒浜小学校4年生児童による合唱で大会の幕が開き、途中、荒浜中学校の生徒が「荒中えんころ」踊りを披露する一幕もあり、子どもたちの元気な姿で会場を盛り上げました。
大会は、15歳以下を対象とした「少年少女の部」、70歳以上の「熟年の部」、そして、えんころ節のチャンピオンを決定する「一般の部」の3部門で競われ、県内のほか山形県や福島県などから171人が自慢の喉を披露しました。
一般の部で優勝を果たした高橋宏絵さん(塩釜市)は「決勝では余計なことは考えずに夢中で歌いました。この曲を毎日のように歌っているが、難しい曲で優勝できるとは思いませんでした。本当にうれしい。」と喜びを話してくれました。
審査員長を務めた日本民謡協会の金子利夫さんは講評で「歌は歌うたびに違う歌になります。予選のときは良かったが決勝はちょっとという方もいましたし、逆の方もいました。また、民謡はご当地ソングですので、同じ歌はどこにもありません。亘理といえば「えんころ節」。これからも大事に歌っていってほしい。」と呼びかけました。
えんころ節は、船おろしの祝唄として藩政時代から歌い継がれている七五調の曲で、今でも新築祝や結婚式などで歌われています。歌詞の最後に「ショウガエー」や「ショウガイナー」とつくのが特徴で、48種類の歌詞があると伝えられていますが、現在までに30種類が確認されています。
(写真:一般の部で優勝した高橋宏絵さん)

大会入賞者は次のとおりです (敬称略)

一般の部

優勝
高橋宏絵(塩釜市)
準優勝
佐藤幸子(山元町)
第3位
千葉てい子(登米市)
優秀賞
作間京子(山元町)、吉田義定(仙台市)、柴崎光子(仙台市)
敢闘賞

松本莉奈(福島県福島市)、石井有子(福島県いわき市)、岩崎美千子(岩沼市)、柏淳(大崎市)、伊東哲夫(仙台市)、渡辺幸一(七ヶ浜町)、鈴木初夫(角田市)、相田ゆり子(名取市)、阿部康(東松島市)、柴田敏美(利府町)、町田忠雄(山形県長井市)、塩野政通(山形県山形市)、村上伸輔(蔵王町)、渡邉和子(大衡村)

熟年の部

優勝
佐藤初子(角田市)
準優勝
伊藤てる子(山元町)
第3位
荒川修子(仙台市)
敢闘賞

熊谷ナツヨ(名取市)、伊藤文子(利府町)、泉喜伴(仙台市)、宮本義江(塩釜市)、青柳榮治(亘理町)、馬場紘一(角田市)、佐藤喜美治(仙台市)

審査員特別奨励賞

吉田とみい(大河原町)

少年少女の部

優勝
吉田友梨(亘理町)
準優勝
櫻井辰徳(東松島市)
第3位
佐藤海利(七ヶ浜町)
敢闘賞

横山美有(亘理町)、小笠原眞由(名取市)、小野寺夏美(亘理町)

審査員特別奨励賞

板橋ひなの(亘理町)