4月16日に、長瀞小学校の5年生児童がサケ稚魚の放流体験学習を行いました。

これは、亘理町を代表する郷土料理の「はらこめし」で知られているサケの生態や、人工ふ化に、幼い頃から関心を持ってもらおうと、平成4年から始まったもので、今年で22回目を迎えます。

始めに宮城県漁業協同組合仙南支所(亘理)のサケふ化場に到着した児童たちは、稚魚が泳ぐ水槽を前に、橋元勇支所長から、卵からふ化して、ふるさとの川に帰ってくるまでの、サケの一生について、写真を使いながら説明を受けたあと、まだ体長が3センチほどしかない稚魚に餌を与えると、食べるために集まって魚群が渦を巻くよう泳ぐ様子に歓声を上げていました。

その後、阿武隈川河口の船着場に移動した一行は、持参したバケツに移し替えられた稚魚を大事そうに水際まで運び、ゆっくりと川に放しました。

体験した鈴木克英さんは「上手に放流できたので、将来元気にこの川に戻ってきて欲しい。」と話しました。放流された稚魚は、ベーリング海やアラスカ湾まで北上し、3~5年後、母なる阿武隈川に帰ってきます。