昔から、日本人の心のよりどころとして受け継がれてきた「お地蔵さん」の建立除幕式が、4月26日に長瀞小学校旧校舎跡地グラウンドで行われました。

これは、山形県のNPO法人「被災地に届けたいお地蔵さんプロジェクト」が犠牲者を追悼すると共に、震災の体験を後世に伝え続けていくため、被災した岩手・宮城・福島県の市町村に建立しているものです。

今回亘理町に建立するため、法人と吉田東部まちづくり協議会が、共に準備を進めてきました。

式には地元関係者や法人の関係者など約100人が出席し、齋藤邦男前町長や山形県から駆け付けた鹿野道彦さんらが除幕すると、ほほ笑みを浮かべた優しい面持ちの3体のお地蔵さんが姿を現しました。

法人代表で山形県長源寺住職の葦原昌憲理事長は「人々は悩みや苦しみをお地蔵さんに話しながら乗り越えてきました。これから必ず復興することを誓いながら、幸せを追い求めていってください。」と話しました。

式の最後に参加した地元住民と関係者らが、亘理町の復興への想いを記したメッセージカードとかすみ草の種を付けたハト風船を空に放しました。