大規模災害を想定した訓練「みちのくALERT(アラート)2014」(陸上自衛隊東北方面隊主催)が、東北6県を会場に11月6日から4日間の日程で行われました。
平成20年以来2度目の開催となる今回は、東日本大震災での災害派遣時の教訓を踏まえ、各関係機関との連携強化および対処能力の向上を目標に実施されました。
亘理町では11月7日、亘理消防本部訓練場の敷地内で、津波に遭った車の中に人が取り残されているという状況を想定して、自衛隊員と消防隊員31人が協力して緊急救出訓練に取り組みました。
始めに自衛隊員が油圧カッターやラムシリンダーなどの専門器具を用いて車を解体した後、消防隊員がけが人の首を傷めないように頸けい椎ついを押さえて無事救出しました。
訓練を振り返り、船岡駐屯地第301水際障害中隊長桝田剛さんは「災害に備え、車を解体する機材など、いつでも出動できる準備はしているが、人命救助を専門とする訓練機会が少なく、実践的な訓練ができずにいた。今回のみちのくアラートを通じ、克服すべき課題が分かったことは収穫だった。訓練の成果を踏まえ災害救助に生かしていきたい。」と話しました。