震災で甚大な被害を受けた荒浜の旧四丁目地区に残った浪切(なみきり)地蔵尊が、場所を移転して存続することに決まり11月26日に開眼法要が営まれました。
浪切地蔵は、江戸時代後期に阿武隈川上流から流れ着いた木像の仏像を漁師がまつったのが始まりとされ、毎年8月には地蔵堂があった場所で夏祭りが開かれていました。
元の敷地は、阿武隈川堤防かさ上げ工事に伴い拡幅用地の対象になりましたが、漁業関係者など地元住民らの要望に応え、町が移転先を確保しました。
移転先となった土地の元所有者佐藤とみ子さんは「自分で縫った赤いちゃんちゃんこを着せる日を迎えられてうれしい。これからは毎日お参りに来たい。」と話し地蔵を愛おしそうに見つめました。