栃木県下野市の児童ら約40人が12月20日に亘理町を訪れサッカーで絆を深めました。
亘理運動場で行われた交流試合では、下野市の南河内スポーツ少年団と亘理町の荒浜ジュニオールFCが、年齢別に2組に分かれて20分ハーフで対戦しました。
下野市は、市内にある自治医科大学に通う女子学生が、亘理町の実家に帰省中に震災に遭い、犠牲となったことから、それを機に亘理町への支援活動を継続しています。
下野市役所市民生活部の菊地勝美部長は「交流を通して震災当時の状況などを聞き、自分の町で大規模災害が起きたときどうすれば良いのか、子どもたちが考えるきっかけになればと考え、この訪問が実現した。」と事業の意義を話しました。
荒浜地区交流センターで昼食を取りながら歓談した後、震災語り部の会ワッタリの会員が下野市の方々に映像を交えて震災の状況を説明し、一行は慰霊碑や荒浜海岸堤防にも足を運びました。
南河内スポーツ少年団でキャプテンを務める川田悠月さんは「栃木県は海がないので分からなかったけれど、荒浜に来てみて、報道されている以上に津波被害の大きさを感じた。」と話しました。
下野市に戻った児童たちは、12月26日に市長を表敬訪問し、自分たちの言葉で亘理町の様子を報告しました。