藩政時代から歌い継がれている郷土民謡「えんころ節」の全国大会が、1月25日に中央公民館で行われました。
始めに「えんころ節」を継承すべく、授業で取り組んでいる荒浜小学校4年生児童の合唱で大会の幕が開き、熟年の部を挟んで、荒浜中学校の生徒も「荒中えんころ」踊りを披露するなど、子どもたちの元気な姿が会場を盛り上げました。
大会は、15歳以下を対象とした「少年少女の部」と75歳以上の「熟年の部」および、えんころ節のチャンピオンを決定する「一般の部」の3部門で競われ、県内はもちろん秋田、山形、福島県など東北中から参加した170人が自慢の喉を披露しました。
一般の部で優勝を果たした佐藤幸子さん(山元町)は「えんころ節が大好きなので何とか優勝したいと思って20年がんばってきました。今までは歌うことに精一杯でしたが、今年は歌詞を伝える事を考えながら歌えたのが良かったのかも知れません。」と喜びを話しました。
審査員長を務めた日本民謡協会の鈴木壯有さんは講評で「みなさんが、歌詞の内容をしっかりと表現しているとともに、素晴らしい歌声が印象的で、声の使い方も非常に良かった。民謡の歌詞を表現するには、普段から声の使い方を意識して生活することも大切。そうすることで歌が生きてくるのでこれからも努力を続けてほしい。」と呼び掛けました。