昨年7月に出版された絵本「わたしの木、こころの木」の作者いせひでこさんが2月22日に悠里館で講演しました。
いせさんは、友人がいる亘理町の被災状況があまりにも報道されなかったことから直接訪れた際に、吉田浜地区に横たわる1本のクロマツに出会いました。
いせさんは「根の裏側をさらしてもなお木の姿を保つクロマツに、生命の尊厳を感じ夢中でスケッチした。」と当時を振り返りました。
当日は、作品をスクリーンに写しながら、絵と言葉を紡ぐように解説するとともに、亘理町の復興への願いも話しました。
閉会前に、元吉田浜北区長の齋藤正一さんが「吉田浜という地区の名は消えて無くなってしまったが、この本のおかげで永遠に残ることが何よりもうれしい。」と述べると、満席の会場から拍手が沸き起こりました。