山形県大江町立大江中学校の生徒57人が、9月3日に亘理町を訪れ、逢隈中学校の生徒とスポーツで交流しました。
両町は、仙台地域と山形県村山地域で交流する「仙山交流事業」や、「正調最上川舟唄」と「えんころ節」を通した交流が続いているほか、東日本大震災直後には、大江町から消防団が亘理町に派遣され、捜索活動や避難所での炊き出しなど、多岐にわたり支援を受けました。
そして震災から5年がたち、大江中の阿部進悦校長の「復興途上の町の様子を自校の生徒に教えたい。そして多くの人が被災地のことを忘れていないことを逢隈中の生徒に知ってほしい。」という思いをきっかけに交流事業が実現しました。
当日は野球、卓球、バスケットボール、バレーボールおよびソフトボールの5種目で熱戦が繰り広げられ、試合後には学校で昼食を取りながら互いのプレーをたたえ合う光景が広がりました。
また大江中の生徒たちは、震災語り部の会ワッタリの会員による案内で荒浜地区を巡り、鎮魂の杜で手を合わせました。
大江中の門脇大芽さんは「震災後、言葉では言い尽くせない苦労があったと思う。逢隈中のみなさんが元気に試合に取り組む姿を見て、私たちもがんばろうという気持ちになった。」と話しました。