障がい者の人権を考える教育事業が9月29日に長瀞小学校で開かれ、3年生児童34人が、盲導犬を通して目の不自由な方への理解を深めました。
講師を務めた日本盲導犬協会の奥澤優花訓練士から、盲導犬の特徴に関する説明を受けた児童たちは、さらに様々な疑問を投げかけ、回答をノートに記入しました。
続いて行われたデモンストレーションでは、ゴールデンレトリバーの盲導犬が、最小限の指示だけでパートナーが安全に通れるコースを選び、目的地に誘導する動きを披露しました。
児童たちは、目隠しを付けて盲導犬と歩く体験をしたほか、白杖(はくじょう)と呼ばれるつえを使い、つえ先が障害物に触れる感触だけを頼りに歩くなど、目の不自由な方の生活するうえでの苦労を実体験しました。
盲導犬と歩行体験した小野寧子さんは「目隠しして歩くと怖かったけれど、盲導犬を信じて何とか歩けた。目が見えない方の大変さがわかった。」と感想を述べていました。
最後に奥澤さんは、お店や病院などの施設で同伴受け入れを義務づける「身体障害者補助犬法」の存在がまだ十分に知られていないことから、「もしそんな場面を見たら“はいれるんだよ”と教えてあげてほしい。」と話しました。