町では3月に地域共生社会の実現に向け、地域福祉を推進するため「亘理町地域福祉計画」を策定しました。
また、「亘理町再犯防止推進計画」および「亘理町成年後見制度利用促進基本計画」を一体的に策定しました。

この計画は、亘理町地域福祉計画のほか、亘理町再犯防止推進計画および亘理町成年後見制度利用促進基本計画を一体的に策定しています。
これらの計画の期間は、令和５年度から令和９年度までの５年間です。

地域福祉計画は、社会福祉法第107条の規定に基づく計画として策定し、福祉分野における各種計画の上位計画として位置づけるものです。地域の課題解決に向けて、行政や各種団体、住民等が活動する際の方向性や基本的な考え方を示したもので、地域の力によって課題を解決していく視点を重視しています。

犯罪や非行をした人の生活と社会復帰を支え、町民が犯罪の被害に遭うことを防ぎ、安心して暮らすことのできる社会の実現を目指して策定しました。
再犯防止の取り組みの町民への周知・啓発、関係機関・団体との連携、自立支援の推進をすることで、再犯防止に取り組みます。

病気や障がい等により、判断能力が十分でない高齢者や障がい等の権利と利益を守るための制度である成年後見制度の適切な利用を目的に策定しました。
研修会の開催等による周知及び権利擁護の普及啓発、関係機関の連携強化、後見人等の担い手の確保育成を推進することで、利用促進に取り組みます。

地域福祉計画の目指す地域共生社会の実現に向け、あらゆる立場の人が助け合いの意識を持ち、地域で支え合うまちを目指します。