このたびの亘理町長選挙におきまして町民の皆さまのご支援とご厚情を賜り、引き続き町政の重責を担わせていただくことになりました。
先の４年間においては、町民の皆さまのご協力をはじめ、全国からの支援により、亘理町震災復興計画に基づく各種復旧復興事業を完了することができましたことに改めて感謝申し上げます。
これまでの各種施策による効果とその検証をもとに、新たなる決意をもって、魅力と活力のあるふるさとづくりを邁進し、亘理の魅力により磨きをかけるため、「豊かな心と活力が溢れる亘理」の実現に向けて、６つの政策を柱に取り組んで参ります。
今後とも格別のご支援とご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

子育てしやすいまちとするため、認定こども園を早期に開設し、待機児童の解消を目指すとともに、人が集い、憩いの場である公園の維持管理を徹底するとともに公共施設のバリアフリー化を進めて参ります。

町内の小中学校の各学校施設の維持管理と大規模災害発生時の避難場所としての機能を確保するため、改修工事を促進するとともに新しい学校給食センターやICT教育の整備を促進します。

私たちがこの地球で暮らしていくための持続可能な開発目標と脱炭素社会実現に向けた取り組み、また、デジタル技術を活用した業務改革DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進し、各種手続き等における住民サービスの向上を図ります。そして、現在進めております公民連携事業をさらに促進し、地域に活力を見いだして参ります。

津波発生時にそなえ、町民を守る避難道路の周知徹底を図るとともに水害に強いまちづくりを推進します。

亘理中央地区工業団地への企業誘致を加速し、新たな雇用創出、また新たな産業集積団地の調査を実施するとともに本町の基幹産業であります１次産業を守るべく、農業水産業の担い手育成を行い、観光を第３の基幹産業と捉え、交流人口の拡大に努めます。

行政区長の皆さまやまちづくり協議会など町民の皆さまと10年後、20年後の亘理町を描き、郷土の総合的、計画的な利用を図るための指針であります亘理町国土利用計画の改訂を進めて参ります。