今日から実践! みんなで減らそう食品ロス‼
食品ロスとは
食品ロスとは、食べられるにもかかわらず捨てられた食品のことで「食品の製造、流通過程から発生する規格外品や過剰在庫、売れ残り」「家庭や飲食店での食べ残しや、つくりすぎた料理」などが原因で発生します
食品ロスの現状
国内で1年間に発生する食品ロスは646万トンで、この量を国民1人当たりに換算すると、1日139グラム(茶わん1膳分のご飯に相当する量)の食品を毎日、食べずに捨てていることになります。
食品ロス646万トンのうち家庭からの排出は289万トンで、約半分を占めています(平成27年度農林水産省推計)。食料の半分以上を輸入に頼る一方で、大量の食材を無駄にしている状況であり、とても「もったいない」ことをしています。
食品ロスを削減するために
食品ロスを削減することは、貴重な食品資源の節約になるだけでなく、ごみの削減にもつながります。私たちの毎日の生活でも、日々実践できる取り組みがあります。「もったいない」の気持ちを意識して、毎日の生活で少しずつ、できることから食品ロスの削減に取り組んでみましょう。
今日から実践! 各家庭でできること
買い物・調理での取り組みのコツ
- 食材を買いすぎず、買った食べ物は使い切る。
- 期限表示の古いものから使用し、おいしい間に食べ切る。
- 野菜や果物の皮は厚むき(過剰除去)しないようにする。
- 料理は食べられる量だけつくるように心がける。
“食べ残し 皮のむきすぎ 鮮度落ち” が食品ロスの原因。「必要な量だけ購入」して「食べ切る」ことが、削減のポイントです。
もし食べ切れなかった場合は?
他の料理につくり替えるなど、献立や調理方法を工夫しましょう
それでも食品ロスが出た場合は?
例えば、家庭用生ごみ処理機があれば、堆肥化して活用する。
外食時の取り組みのコツ
- ちょうどよい量を注文するように心がける。
- 食べ切れなさそうな場合は、小盛・ハーフサイズの設定があるか確認してみる。
- 小盛等の設定がない場合は「少なめにできますか?」とお願いしてみる。
3010運動(さんまるいちまる運動)
3010運動は、飲食店等での会合や宴会時の食べ残しを減らすための運動で、
「乾杯後30分間」は、席を立たずに料理を楽しみましょう、
「お開き10分前」になったら自席に戻り、再度料理を楽しみましょう、
と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。
宴会では、このほかにも「適量を注文する」「食べ切れない料理は分け合う」ことで食べ残しを減らすことができます。
食品ロスの削減にご協力をお願いします
食品ロスは、一人一人が取り組むことで大きく削減することができます。皆さんも「もったいない」を合言葉に、身近なことから少しずつ、削減にご協力をお願いします。
町民生活課/生活環境班
電話番号:0223-34-1113
FAX番号:0223-34-6178